子どもを想う高校生に、場所を貸すお寺へ【Team 北海道「てらつな」】
子どもや地域のために始めた子ども食堂が、子どもを想う若者たちのための場所にもなる。そんな素敵な景色がありました――
皆さん、こんにちは!北海道の寺院関係者同士のつながりをつくり、地域や他職種の方との連携をも模索するチーム「てらつな」代表の玉置です。
7月18日(金)、北海道としては22回目の、寺GO飯in千歳にて、高校生が、子どもにプチ出前授業をしてくれました!


1.なんで来てくれたの?
来てくれたのは、地元・千歳高校の授業「課題研究」の6班の皆さん、7人。
未来を担う子どもたちに、ゴミの分別の大切さを伝えたい!ということで来てくれました。
千歳高校さんの「課題研究」はとにかく生徒さんの自主性を重んじているよう。問い合わせからアポ取りから、高校生自身が動くスタイル。最初は驚きましたが、それ以上に嬉しく、素直に尊敬しています。
2.当日はどんな感じだった?
7月18日(金)の寺GO飯は17:30から19:30まで。カレーライスを食べた後、20分ほど出前授業をしてくれました。高校生たちは授業の前後も、いろいろ手伝ってくれました。

最初に「ゴミ問題を勉強して、地球や仲間を守るヒーローになろう!」というテーマでのミニ授業。
カラフルでかわいいイラストが描かれた画用紙を使いながら、地球温暖化問題や、海洋プラスチック問題などに触れ、「ゴミの分別はなぜ大切か」を説明してくれます。
子どもたちは、お姉さんたちが優しく教えてくれるのが嬉しい様子。元気いっぱいに合いの手やリアクションをしていましたよ。

続いては、「割りばしは燃えるゴミ、〇か×か?」など、ゴミ分別に関する〇×ゲーム。
「答えは資源ごみ!」など、ひっかけ問題も入っていき、会場は盛り上がります。

(写真:盛り上がりすぎてブレブレのお子さんも)
ゲームに楽しく答えていくうちに、ごみ分別のことや、千歳市の最新のゴミ分別ルールについて、理解が深まる仕組みになっていました。
最後には、お菓子のプレゼントも。子どもたちからは、「めっちゃ楽しかった。絵もうまかった。また企画をやってほしい」とか、同じ千歳高校を志望している中学生からは「千歳高校のお姉さんたちは行動力が素晴らしい。進学したい気持ちが高まった」など、感想が寄せられました。
3.高校生にインタビュー!
「やってみてどうだったか」、高校生チームを代表して、上嶋芹奈さんにインタビューしました!

(班員の皆さん。左から、上嶋芹奈さん、遠藤春菜さん、小野寺雅さん、星野心さん、田中結さん、高橋橙七さん、梶原羽珠さん)
千歳高校では「課題研究」という、それぞれの関心のある課題ごとに生徒がグループに分かれて、課題を研究する授業があるそうです。
上嶋さんたちは、子どもに関心ある生徒とゴミ問題に関心のある生徒、計7人でまとまって出来た班。「地球の環境を守っていくため、子どもたちにゴミの分別を教えたい」と思ったそう。
寺GO飯in千歳に声をかけてくれた理由は、「お寺での開催が珍しい」と思ったそう。意外なところが価値になるものですね。
6月に一度下見に来ていただいて、7月実施が決まり、7人全員で準備・練習を重ねたのですが、「子どもにわかることば」に言い換えるのが大変だったよう。

(記録を撮ったり、子どもの隣で賑やかしたり……裏方チームもがんばっていました!)
文章担当の方がワクワク感のある説明を一生懸命考えてくれ、「地球を守るヒーロー」というアイデアに辿り着いたそうです。見ていて、すごく良い掴みだと思いました!
実際にやってみての感想としては、「班全員で事前に練習した時の予想を超えて、子どもたちがたくさんリアクションをしてくれて、楽しかった」「地球温暖化とかリサイクルとかマイクロプラスチック等、難しい言葉にもがんばって返事をしてくれているのが伝わって来て、嬉しかった」とのこと。
良い経験になったようで、寺GO飯in千歳スタッフとしても嬉しかったです。
また、子ども達と遊ぶのがとても楽しかったそう。授業とは関係なく、また参加したいとも言ってくれましたよ!
4.おわりに
以上、千歳高校さんの出前授業の様子をレポートしました!
文ちゃん(寺GO飯部・部長の本間文裕さん)も、「お寺でやるのが珍しいから」と声をかけてもらったこと、驚きつつ、とっても喜んでいました。私もやっぱりお坊さんとして、嬉しく思います。
また、小さい子どもたちも、大人たち注意しても聞いてくれないこと、高校生がお願いしたら、ちゃんと聞いていました。笑
高校生って、ちょっと年上で、目線が近すぎも遠すぎもしない、特別な存在なんでしょうね。空気がいつもと違いました。
これからの社会を担う高校生たちが、地球や小さな子どもたちのために動いてくれること。彼女たちに場所を提供できたこと、寺GO飯 in 千歳 の運営チームとして、とても光栄です。また、今回の件は、北海道新聞さんにも掲載していただきました。(紙面・デジタル版ともに)
寺GO飯 in 千歳をめぐる「つながり」がまた一段と広がり、深まったのではないでしょうか。今回のご縁に感謝しつつ、これからも、地域のため、千歳の子どもたちのためにできることを、周りの皆さんにご協力いただきながら続けていきたいと思っています。
改めまして、千歳高校「課題研究」6班の皆さん、今回はどうもありがとうございました!
