「あのお寺だからできた」で終わらせない。一歩踏み出したお寺の事例から学ぶ、課題解決のヒント
人口減少という大きな社会変化の波の中で、お寺はこれからどのような役割を担い、どのように持続可能な場を作っていくべきでしょうか。
そのヒントを探るべく、一般社団法人未来の住職塾理事の遠藤卓也さんをゲストにお迎えし、山梨県昭和町の妙福寺にて勉強会を開催いたします 。
全国のお寺の事例から「自坊で活かせるツール」を導き出す
今回の勉強会のタイトルは、「人口減少時代のお寺づくり 〜一歩踏み出したお寺の事例に学ぶ課題解決の糸口〜」です 。
多くの寺院運営の事例を目にするとき、
「あのお寺だからできたんだ」
「自分のところでは環境が違うから難しい」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、今回の勉強会が目指すのは、単に成功事例の紹介を聞いて「なるほどなー」で終わることではありません。

抽象化して「要素」を抽出する
参加者の皆さんには、遠藤さんから紹介された各地の「一歩踏み出した」お寺の事例を聞きながら、それを自坊の、自分の状況に合わせて、「抽象化」して捉え直していただきたいと思います。
事例をそのままコピーするのではなく、そこにある自分に参考になる「要素」を抽出すること。
「答え」をそのまま聞きに来るのではなく、自分のケースに当てはめて答えを導き出すための「ツール(道具)」を手に入れること。
このような姿勢で参加していただくことで、どんな規模や環境のお寺であっても、明日から取り組めるヒントがきっと見つかるはずです。
当日は宗派の垣根を超え、多様な寺院関係者が集まります。
勉強会終了後には懇親会も予定しています。同じ志を持つ仲間との交流は、日々の活動への大きな励みになるはずです。
お寺の未来を語り合う、楽しいひとときを過ごしましょう。
講師の遠藤さんにも懇親会の場では、皆の前で聞きづらい質問も個人的にお話しすることもできると思います。
会場は合併による新たな歩み「妙福寺」
会場となる妙福寺は、山梨県内にある2つのお寺「妙福寺」と「妙性寺」という2つの寺院が合併し、新たに本堂を建築したという、現代におけるお寺の維持・発展の先進的なモデルでもあります。

勉強会と合わせて、新しく建立された本堂の建物も住職の解説を聞きながら見学していただくことができます。これまでの伝統的な寺院建築との違いやそこ至った住職の思いや、合併という大きな決断を経て生まれた新しいお寺の形を、ぜひ肌で感じてみてください。
人口減少という課題を、新しいお寺のあり方を創造する変化のチャンスへと変えていく。そんな前向きな一歩を、この勉強会から一緒に踏み出しませんか?皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
申し込みはこちらから
日時:2026年3月24日(火)17:00〜18:30
会場:妙福寺(山梨県中巨摩郡昭和町上河東383)
※身延線「常永駅」より徒歩3分
※駐車場完備
参加費:1,000円(現地支払い。領収書発行可)
※終了後に講師先生を交えた懇親会を行います。
講師紹介:遠藤卓也氏
1980年東京都生まれ。立教大学卒業後、IT企業で働きながら2003年より東京・神谷町 光明寺にて「お寺の音楽会 誰そ彼」を主催。地域に根ざしたお寺の“場づくり”に大きな可能性を感じ、2012年「未来の住職塾」立ち上げより参画。
全国のお寺の活動事例を調査しながら、寺院運営の相談役や僧侶・寺族向け研修講師、お寺の広報ディレクター等を担う。2020年よりポッドキャスト「Temple Morning Radio」の編集・制作を担当。以降、寺院・仏教・グリーフケア等にまつわる番組制作を手掛ける。
近年は寺院関連団体・企業や観光協会等からの要請もあり「お寺文化と社会の架け橋」として、寺院運営に資する自分なりの役割を模索中。
著書に『誰もが行きたくなるお寺33実践集: いまからの寺院コンセプト』(興山舎/2025年) 、 『みんなに喜ばれるお寺33実践集: これからの寺院コンセプト』 (興山舎/2021年) 、 『地域とともに未来をひらく お寺という場のつくりかた』(学芸出版社/2019年)

