「えん樹むすび」の自然再生の現在地(令和7年実施の植樹後のご報告)
こんにちは。「えん樹むすび」を運営する一般社団法人SOCIAL TEMPLEです。
2025年10月の第1回植樹会にご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、日程が合わず、見送った方は、ぜひ今年のイベントにご参加お待ちしております!(9月12日(土)に開催です)
さて、
「あのとき植えた苗木、その後どうなっただろう?」
そんなふうに気にかけてくださっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、みなさまと一緒に植えた苗木のその後について、レポートをご報告いたします。
植えた苗木は、こんなふうに育っていました
2025年10月5日、皆さまと一緒に山梨県甲府市塚原町の元ぶどう畑跡地に苗木を植えました。

植える前は土が見える状態でしたが、植樹後は苗木が並ぶ風景に変わりました。
- 植える前の様子
- 植えた後の様子
令和8年3月時点の状況
その後、冬を越えて2026年3月8日、現地の状況を確認しに行きました。
冬に入ると、森の草木から葉が減り、それらを食料にしている鹿が残っている草木を食べつくしてしまう、という現状があります。
この植林をした個所も同様に、鹿によって、苗木の一部が食べられてしまいました。
葉がすっかりなくなってしまった苗木や、茎までかじられてしまった苗木もありました。
せっかく植えてくださった皆様には残念な状態をお届けすることになってしまい、申し訳ございません。

一方で、ヒイラギのように鹿が好んで食べない樹種は元気に育っており、一部の苗木にはつる性植物を除去したあとに復活の兆しが見られる箇所もありました。
この「本来の植生に戻す」取り組みの難しさと同時に、自然の力強さも感じる視察となりました。
私たち自身の観察不足と鹿対策をできていなかったことの反省をしつつ、植林を監修くださっている目黒先生にもお越しいただき、対応を相談いたしました。

植えなおしと、獣害対策を実施しました
現地を視察いただいた目黒先生のご判断により、「完全に植え直すのではなく、生き残っている苗木を活かしながら補植(足りない部分を植え足すこと)を行う」という方針が決まりました。
まず、獣の接近をセンサーで感知し、音や光で追い払う機器を植林地の周囲6か所に設置しました。
そして2026年6月21日(日)、進和学園「いのちの森づくり友の会」様からご提供いただいた苗木を使い、補植会を実施しました。
参加者は8名と少人数でしたが、樹種21種・約300本を宮脇方式で植えることができました。
梅雨の蒸し暑さの中、気温が32度まで上昇する厳しい環境での作業でしたが、無事にやり遂げることができました。
あわせて、ぶどう棚やフェンスなど高さのある場所からネットを吊るし、下部に重石を設置することで侵入経路をふさぐ、獣害対策用ネットの設置も行いました。

今回の反省を踏まえ、今後は当番制で定期的に現地を見回り、変化があった際にはすぐ対応できる体制も整えました。
少々残念な報告となってしまいましたが、今回の失敗を反省しつつ、対策を徹底してまいります。
このように、植えて終わりではなく、育てていく過程には、うまくいかないこともあります。その自然の難しさを体感しました。
次回は9月12日。

2026年9月12日(土)に、第2回の植樹イベントを開催します。
前回参加してくださった皆さまと一緒に育ててきたこの森が、これからどう変わっていくのか。
ぜひ現場で見て、感じていただけたら嬉しいです。ご参加は下記フォームよりお申し込みください。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしております。







