【お寺の活性化計画】~妙秀寺完結編~⑥
「お寺の活性化計画プロジェクトチーム」坊主道の横山瑞法です。
これまでの経過はリンク先を参照してください。
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜①
【お寺の活性化計画】「妙秀寺ホームページ制作」〜マニュアルズレポート〜
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜②
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜③
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜④
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜⑤
【コーディング完了!】
マニュアルズの職人平山氏によるコーディング作業も完成。
デザインに動きや効果が加わり見やすさもアップしました。
【これで妙秀寺ホームページ完成!?】
さて、デザインが完成しコーディングも完成したら無事全工程終了!ホームページ完成です!
とは行きません。
当たり前ですが、作ったページはweb上で公開しなければばりません。
そのためには、妙秀寺ホームページの「ドメイン」を取得しなければなりません。
ドメインとはweb上の住所に当たるもので、ドメインを取得しそこに妙秀寺ホームページをアップロードしていよいよ公開ということになります。
妙秀寺では
myoushuji.com
というドメインを取得しました。
「え、ドメインの取得ってどうやるの?」
と浅野さんの不安な声が聴こえて来そうですが、心配無用です。
ドメインの取得に関してはマニュアルズが代行してくれます。
そして、その後の保守・管理も行ってくれますので安心してください。
【浅野さんにレクチャー】
そして、ここが一番の難所かもしれない浅野さんへのホームページ更新方法のレクチャー。
WordPress(ワードプレス)というシステムを使ってホームページの「お知らせ」を更新していきます。
しかし、「ちょっと大変かな」という思いとは裏腹に極めて飲み込みの早い浅野さん。
それもそのはず、この「お寺のじかん」のサイトもwordpressを使っているので、これについては問題なくクリアです。
続いて、SNSを使ってお寺の情報を発信をしてもらうためにfacebookページも作成しました。
自分のFBアカウントは持っているものの、「いいね」と「シェア」しかしたことがない浅野さん。
マニュアルズ深澤さんと私で手取り足取り教えながらfacebookページを作成しました。
【妙秀寺ホームページ公開!】
ということでいよいよ妙秀寺ホームページを皆さんにお披露目です。
日蓮宗長徳山妙秀寺ホームページ
いかがでしょうか。
浅野さんの思い描くコンセプトの元、マニュアルズとの打ち合わせを繰り返しながら、時には弱気な浅野さんにゲキを飛ばし、時には優しく励ましながら製作した作品です。
完成したホームページを見て私も感無量です!
他のお寺のホームページにこれほど愛着が湧くとは思いもよりませんでした。
ホームページの保守管理については継続してマニュアルズがサポートしてくれます。
加えてアクセス解析などのデータも定期的に報告してくれます。
ちなみに、アクセス解析とはアクセス数をはじめとして、どの様な検索キーワードからページに訪れたか、どこの地域から何を使ってアクセスしたかなどの情報を解析したもので、これをもとに、次への戦略を考えていくことができます。
【ホームページ公開後に】
公開してゴールではなく、その後の定期的な更新が重要です。
存在しても長く更新がされなければ、かえってお寺の信頼を損なうことになります。作った以上は定期的に更新して、お寺がアクティブに活動していることをアピールしていきましょう!
そして、忘れてはならないのはホームページはお寺を知ってもらうための1つのきっかけであって、ホームページの向こう側に存在する、実体としてのお寺と住職の存在があってのものです。
お寺の活性化計画では、ホームページ作りをとおして妙秀寺の寺業計画を見直し、より具体化をしながらホームページにその内容を落とし込みました。
その過程の中で、浅野さんにもこれからやるべきことがより明確化されていったと関わる中で感じました。
プロジェクトチームでは、ホームページに掲載された寺業がしっかりと行えるよう、今後も継続して妙秀寺と住職をサポートしていきます。
お坊さんとしての目線とマニュアルズの目線をすり合わせながら取り組んだお寺の活性化計画第1弾妙秀寺編は、私にとっても大変学びの多いものでした。
すでに第2弾も動きはじめています。
これからも、私たちプロジェクトチームも一緒に学びながら、頑張るお寺と住職を応援していきます!
【あとがき マニュアルズ 深澤さん】
初回の打ち合わせから、納品までの間何度も浅野さんと打ち合わせさせていただきました。
どう妙秀寺の魅力を引き出していこうか、をとても悩んだことをよく覚えています。
特に寺院・仏教特有の専門用語が非常に多かったことから、何度も用語について確認させていただき内容を把握することは非常に大変でした。
ヒアリングしていくと「住職のあたりまえ」がとても大変なことだという印象を受けたところから、「ふつうを続けるお寺」をテーマコピーとして展開しました。
打ち合わせごとに滲み出る、住職浅野さんの「優しさのあるゆったりとした雰囲気」をページデザインに生かしたいと考えており、実際にはスペースを広く使用し、写真を大きく見せ、ゆったりした雰囲気を表現していきました。
お知らせ記事の更新など、これからの妙秀寺コンテンツの展開を浅野さんと水面下で進めております。
寺院・仏教・住職の行いなど知らない事を勉強させていただきながらも、楽しくホームページ作成させていただきました。
今回は本当にありがとうございました。
【あとがき 妙秀寺 浅野さん】
先日HPが公開になりました。
公開になった現在、「坊主道」×「マニュアルズ」お寺活性化計画プロジェクトにお願いして良かったと思っています。
もし、このプロジェクトで作成してもらっていなかったらどんなホームページになっていただろうと思い、少し恐ろしくもなります(笑)
プロジェクトチームと一緒に制作したことで、「伝える」ことを格段に意識したものになりました。
お寺の方向性や見せ方をチームと検討しながら進んでいくので、一人では浮かばないようなアイディアも出てきました。また、制作の過程においては、完成までのスケジュールを示し、原稿の用意などをサポートしながら進捗状況もチェックしていただくことで、私自身の迷いや不安についても、ケアしていただきました。サイトマップ、ワイヤーフレーム(妙秀寺編②参照)、デザイン案(③参照)を用意してもらえたのでイメージがわきやすくなり、プロのカメラマンによる写真撮影(④参照)もあり、想像以上にカッコよくできました。
皆さんからたくさんサポートをしてもらいHPを作ることができました。
私自身の思いと覚悟がなかなか決まらなかったためプロジェクトチームの皆さんには、ご迷惑をおかけしたと思いますが、妙秀寺のために皆さんの貴重なお時間を使ってくださいましてありがとうございました。
今回のプロジェクトを通して、妙秀寺のことをより深く考えることで、「できることの再発見」や「やるべきことを再認識」することができたことはホームページ制作以外でも大きな成果となりました。
ホームページは公開して終わりではなく、これからも見てもらえるものとしてお寺の活動等を発信し、継続してこそ意味のあるものになると学ぶことができました。
そのために、これからも僧侶としてさらなるスキルアップが必要だと気づかせてもらいました。
お寺の活性化計画妙秀寺編をみて、「ホームページ作ってみようかな」と思っていただける方が一人でもいれば嬉しいです。そんな方々に出会えるように、今回いただいた縁で妙秀寺が一つのモデルになるようこれからも努力、精進していきたいと思います。