「寺GO飯実行委員会」設立と運営業務移管のお知らせ
【坊主道から「寺GO飯実行委員会」に寺GO飯運営業務を移管します!】
寺GO飯は昨年11月産声を上げ、ご参加いただいた皆様、ボランティアスタッフの皆様、ご寄付などの支援者の皆様のご協力のおかげを持ちまして開催しております。
思えば平成29年春頃より構想、視察を重ねたくさんの方々のご意見を頂戴し運営してまいりました。
寺GO飯は私たち坊主道の根幹であり、やりがいでもあります。
こどもたちの笑顔、こどもたちの思いやエネルギーを受け止める学生スタッフ、その光景を優しい眼差しで見つめるおとなスタッフ。
スタッフ参加は難しいけれども物品や経済的支援をしてくださる支援者のみなさま。
この空間を事業として持てたことは私たち坊主道にとって、とても大きく感慨深く感じています。
寺GO飯を始める前にはうまくいくのかと不安もありましたが、全員参加をモットーとする寺GO飯はご参加いただいた皆様の暖かいご協力によって成長しています。
この寺GO飯は参加者であるこどもたち、保護者、スタッフ、支援者みんなの仏道修行の場となり「利他行(りたぎょう)」を実践しています。
寺GO飯が1周年を迎えるにあたり、私たち坊主道だけのものにしてしまっていいのか?
関わってくださる方々と共にもっともっといい寺GO飯にできるのではないか?
そこで一つの答えにたどり着きました。
【寺GO飯実行委員会の設立】
仏道修行者の集まり=お寺
私たち坊主道は社会課題に仏教でアプローチすること。
お坊さんもお坊さんでない人もみんなで仏道を歩むこと。
その形を体現すべく発足から2年間活動してきました。
その間には「物心身の三面」で坊主道を支援をしてくださる方々がいらっしゃいます。
その方々と一緒に社会のために働くことができないか考えました。
その一つの形としてここに「寺GO飯実行委員会」を設立します。
「寺GO飯実行委員会」はお坊さんと社会にいる方々で構成し、より良い「寺GO飯」を目指して行きます。
寺GO飯実行委員会(H30.10.26)
実行委員長
山田哲岳 禅林院住職 坊主道
副実行委員長
石田弘樹 フレンチレストランN.issHin オーナーシェフ
渡邉芳郎 Dining徳治 マスター
会計
浅野文俊 妙秀寺住職 坊主道
実行委員
渡邉 類 功徳院寺庭
渡邊伴子 臨床発達心理士 スクールカウンセラー
標 雅
今井小百合 英会話講師
浅川理恵子 あさかわレディースクリニック 事務長
臼井彩人 山梨大学学生
土橋孝生 山梨大学学生
開催寺院住職
渡邉光順 功徳院住職 坊主道
【テーマは共働】
今までのお寺はお坊さんと檀家の皆様や関わってくださる方々はセパレートされていました。
しかし私たちは仏道を歩む仲間であり同志です。
お坊さんもお坊さんでない方も仏道修行として「共働」し、「利他行」を実践させていただく。
お寺はお坊さんだけのものではない。
お坊さんもそこに関わる人も〝建物はないけど〟「目的」があるお寺をみんなで運営していくことを目指します。
【寺GO飯の運営が変わっただけで大きな変化はありません】
今までは坊主道の運営で坊主道の寺GO飯でしたが、今後は「寺GO飯実行委員会」に運営をお任せするだけなので内容は大きく変わりません。
坊主道はこれまでと変わりなくお手伝いします。(より良くするための変更はありますが)
お坊さんだけで考えていた寺GO飯、今後は多様な視点で運営していきます。
ご参加くださる皆様、ご支援いただいている皆様のご意見を頂戴しながら「共働」しより良い寺GO飯を目指して行きましょう。
平成30年10月26日
坊主道代表 近藤玄純