お寺で地球環境を学ぼう!令和元年7月20日『チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム山梨』開催のお知らせ

お寺で地球環境を学ぼう!令和元年7月20日『チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム山梨』開催のお知らせ

【お寺で学ぶ、地球環境のこと】

『チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム山梨』開催のお知らせ

SOCIAL TEMPLE・坊主道の事務局長、山梨市西源寺、若月和道住職とフフ山梨のコラボイベントのお知らせです。

お寺で地球環境について学んでみませんか?

西源寺は、フフ山梨の朝の坐禅を指導していただいているお寺で、地域のさまざまな課題にも積極的に取り組んでいます。

7月21日に、フフ山梨で第3回セラピーフェスを行いますが、その前日7月20日に、環境について考える機会をつくりました。

人が健康であるためには、地域が、そして、地球が健康であること。

お寺という「つながり」を感じるには絶好の場所で、一緒に考えませんか?
地球のために、自分なりにできる小さな一歩を、見つけていきましょう。

【日時】
2019年7月20日土曜日10時〜15時30分

【場所】
西源寺  山梨県山梨市牧丘町西保中1780

【参加費】
大人3000円
子ども1000円
お弁当代別800円

【定員】
20名

【締切】
7月16日

【お申し込み方法】

『チェンジ・ザ・ドリーム』Facebookイベントページの参加ボタンをポチッとしてください。

お弁当が必要な方、お子様連れの方は何才かをメッセージでお送りください。

【お問い合わせ】
西源寺ホームページまで

【詳細】

昨夏日本では40℃を超す猛暑になったり、大型台風が連続で襲来するなど気候変動をより身近に感じた年でした。加えて、プラスチックゴミ廃棄による海洋汚染問題など、地球環境悪化の情報を目にすることも増えました。また、世界各地の紛争のニュースを聞くたびに、自分たちもそのような争いに巻き込まれはしないかという心配が頭をよぎったりします。

これらの情報に接した時に、地球環境や社会に対して自分一人で何ができるんだろうとモヤモヤした気持ちになったり、そのことから敢えて目をそらしたくなるのは自然なことかもしれません。
一方で、もし自分の中にそんな気持ちがあるならば、それを置き去りにしたままで幸せを感じる、もしくは本当の意味での精神的な充足を得ることができるでしょうか。日常では自分とは遠い問題と思いがちな「持続可能な地球環境」や「社会的な公正」も実は私たち自身の幸せや心の充足に深く関わっているのではないか。そんな風に私たちは思います。

そんな社会・地球の現状を目の前にして、感じているモヤモヤした思いや気持ちを整理したり、今後に向けてどう生きてゆけば良いかを考えるためのプログラムが「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」です。

このプログラムでは、下記のような流れをたどりながら、私たちが本来つながった関係性の中で生かされ、そのつながりの中でこそ自分らしい力を発揮できることに気づいていきます。

プログラム の流れ

(1)私たちは今どこにいるのか?
「環境的な持続可能性」「社会的な公正」「精神的な充足」に関して、私たちが現在置かれている状況を見ていただきます。
(2)私たちはどうやってここまで来たのか?
私たちが現在置かれている状況を生み出している原因・要因がいったい何であるのか、ということについて、大もとにある原因まで掘り下げます。
(3)今、何が可能なのか?
変化は既にあらわれています。今、実際に現れつつある可能性の芽に気づきます。
(4)私たちはこれからどこへ行くのか?
これからの新しい「可能性」を作り出すために、どんな視点をもち、何を選択するのか。そのことで私たちの生活や周囲、これから出会う人々とどのようにつながっていきたいかを考えます。

今回は、お寺で開催しますが、
「チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム」の中で、世界的な仏教指導者のティクナット・ハンは「英語には『存在する』という言葉がありますが、私は『相互存在する(inter-be)』という言葉を提案します。人間は他のすべてのものと共存しながら生きなければならず、それゆえ存在するとは、すなわち相互存在するということなのです」
と伝えています。仏教の中にある智慧、特に「ご縁」という考え方は今の時代にこそ活かされるべきなのかもしれません。
素敵なお寺の中でお会いできるご縁を楽しみにしています。

【ファシリテーター】

赤塚丈彦
地元大阪で高校教員として勤務後、複数の企業の人事部門でキャリアを積んだ後2005年独立。コーチング、システムコーチング、NVC、MBTIといった各種手法等を活用して、個人、企業、学校現場に対して、その個人や組織にとって望ましい変容のサポートを行ってきた。
その傍ら2011年3月セブン・ジェネレーションズがNPOとして発足と同時に代表理事に就任し、チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムを中心とした社会活動にエネルギーを注ぐ。
2017年2月にセブン・ジェネレーションズ代表理事の職を離れたが、引き続きオンラインプログラム「ゲーム・チェンジャー・インテンシブ(GCI)」の日本導入プロジェクト・リーダーを2年間務め、立ち上げに尽力。
現在はビジネス活動と社会活動の両方を統合し、世界全体で取り組むSDGs(持続可能な開発目標)がモチーフの2030SDGsカードゲームも活用しながら、うわべではない、より本質的な個人と社会の変容(Transform)へのアプローチに取り組んでいる。

佐藤 扶由夫
大学卒業後、私立中高一貫校で教鞭をとる中でコミュニケーションの難しさ、面白さに魅かれ探求し、2003年にコーチングと出会う。その後、勤務校で同僚の教職員にコーチングセッションを行う組織内コーチ(スクール・コーチ)を業務として開始し、学校組織活性化の一端を担った後に退職。現在はCRR Global Japanのトレーナー/システムコーチとして、グローバル企業から地域の小規模な組織、NPO・NGOまで様々な人材開発・組織開発に携わっている。
また同時に「自然、人、つながり」を自身のライフテーマとしてTracker School やBoulder Outdoor Survival Schoolなど国内外の様々なアウトドア・プログラムに参加し、自然に対する学びを深めてきた。自然環境と社会の両方へ働きかける活動の一環として、チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムのファシリテータートレーニングリーダーを経て、オンラインプログラム「ゲーム・チェンジャー・インテンシブ(GCI)」日本版第1期にも参加し、第2期ではモデレーターも務めた。2013年より八ヶ岳山麓の森に移住し、新しい生活のあり方を家族と共に引き続き模索している。

 

西源寺HP

フフ山梨HP