【お寺の活性化計画】〜愛鷹山水神社編⑤〜完結編

【お寺の活性化計画】〜愛鷹山水神社編⑤〜完結編

「お寺の活性化計画」プロジェクトチーム、坊主道の横山瑞法です。

これまでの経過は下のリンクをご参照ください。

【お寺の活性化計画】~愛鷹山水神社編①~

【お寺の活性化計画】~愛鷹山水神社編②~

【お寺の活性化計画】~愛鷹山水神社編③~

【お寺の活性化計画】~愛鷹山水神社編④~

 

ホームページ完成!!

前回、ほぼデザインが出来あがっていた、愛鷹教会のホームページですが、コーディングも終了し無事完成しました!

まずはご覧ください!

TOPイメージ

https://www.ashitaka-kyokai.com

愛鷹教会の良さを存分に活かした、トップページのインパクト!

嫉妬してしまうほどです!

その他にも写真を多用して現地の雰囲気をうかがい知ることができます。

 

 

 

愛鷹教会は、駐車場までは携帯電話の電波が届いていますが、境内を進むとほぼ繋がらなくなります。

今風に言うと「デジタルデトックス」な環境です。

一般的に言えば不便な状況ですが、ここが日常から離れた仏道修行の場であることを考えると、大きなメリットになります。

 

修行体験

修行体験のページは今回のホームページの目玉のひとつ。
この、非日常の空間で滝行(※)や瞑想を始めとした各種の修行を体験することができます。
※滝行は時期や天候によってできない場合があります。

このホームページを通じて、新たな縁が結ばれることを願うばかりです!
もちろん、願うばかりではなく、前回の妙秀寺同様に事後のサポートもさせていただきます。

 

製作後記〜あとがき〜

愛鷹教会水神社 丸茂さん

愛鷹教会(水神社)HP完成致しました。

今日か明日か(あしたか)と待ちに待った開設の日がやって来ました。
と言うことは、愛鷹教会がいよいよネットの海を泳ぎ始めたということです。

昨年9月頃に「坊主道」の方々にお参りをしていただき、このお寺(教会)を色んな角度から眺めて頂きました。
住職に就任して以来、兼務ではあるけれど、このお寺のことは誰よりも知ってる、と思って来ました、が、あれやこれやの質問、意見にタジタジ。
頷きマンになっていました。

この初回のミーティングに先立って、坊主道のプロジュエクトの方から記入を求められておりました「お寺の活性化計画 寺業計画シート」のテキストに従って改めて見つめ直すことに。
地域性だとか、お寺の使命だとか、住職としての意識や目標、等々。色々気づきましたし、気づかされました。

「愛鷹教会」はお寺ですが、檀家さんはいません。
信者によって支えられています。
「教会」は共通の教えによって信仰者があつまる集団、組織、場所であります。

愛鷹教会は静岡県の愛鷹山の中腹にあって、桃沢川の源流に位置し境内には瀧、山林に囲まれた場所にあります。
昔の人々は、この幽玄な場所にこそ神(水神=龍神)が棲み、神に遇して心の平穏を求めていた事でしょう。愛鷹の澄んだ水のように、まだ人々の心に純粋さがあった時代です。
人々は共に手を携えこのお寺を守って来ていましたし、信者それぞれが相互に補完し合いお寺を存続させて来ました。

どんなお寺にも伝統や、特色が必ずあります。
歴史は浅いですがこのお寺にも、先人たちが守り続けてきた大切なものがあるのです。

今回、愛鷹教会HP作りには、そんなお寺の過去を振り返り、ストーリー化するところから始めて見ました。
ただダラダラと時間ばかりをかけてしまいましたが、HP開設までお付き合い下さいました坊主道の方々を始め、制作会社マニュアルズ 様には大変貴重なご意見をいただきました。
この場を借りて心からお礼を申し上げる所存です。

仏教は普遍的な教えではありますが、時代と共に方便(伝え方)は「言葉」を変えて、「方法」を変えて進化しているとも言えるでしょう。
ならばこの時代において必要とされるお寺を目指してまいりたいと思っています。
そして愛鷹教会水神社のHPを通じ、多くの方に想いを届けたいと思っています。
想いが通じたならば、お参り下さることを心よりお待ちしております。

愛鷹の風に吹かれて  住職 丸茂玄昌

 

製作後記 粟野総代

愛鷹教会HP完成にあたって、昨年8月に「坊主道」の代表近藤さんと、お寺の活性化計画の担当横山さんがこの愛鷹教会水神社にお越し下さいました。

お二人と名刺交換をさせて頂き、先ずは「坊主道」の活動について説明して頂きました。「こんな活動しているお坊さんたちがいるのか」「異なる宗派のお坊さんたちが、一体どんな活動をしているのか」と非常に驚き、また興味深く思っとことを今でも憶えています。

現代社会の中での、それぞれ寺院が抱える問題、環境、地域格差や、あらゆる視点で「お寺の運営をどうするか」をお話して下さいました。
ネットを活用して運営していく方法など、この愛鷹水神社をどうアピールしていくのかについても提案して下さいました。

私たち総代役員は皆、それぞれのお寺に檀家として属しながら、この愛鷹水神社を役員として守ってきました。それぞれのお寺は宗派もそれぞれです。

しかしながら、法華経の教え、ここの水神さまを信奉し、運営や活動に携わってきました。それは皆、ここの霊力や魅力に惹かれ、守られてきたからなのです。

私の父は、このお寺を開山した日龍上人に教えを乞い、日龍上人の想いやこのお寺の隅々までを熟知した人で、長年にわたって愛鷹教会の筆頭総代を勤めてきました。「法華経」の教えをしっかり守り、このお寺を支えるべく「修行」を積んできたのだと思います。

HP制作にあたって、住職とともにこのお寺について色々学びました。そして、現代に生きる人々にどんな風にこのお寺の魅力を伝え、お寺としての役目、教えを伝えるのか考えてきました。

このお寺にとって「修行」というキーワードは大きな意味を持っているのだと思います。
生まれたばかりの水をいただく「瀧行」、閑静な空間での「瞑想」「唱題行」や「写経」など、HPで紹介させていただいた修行に留まらず、ここでできる修行はまだまだ他にもあるのだと思っています。
私たち役員は、できる限りの「修行」のお手伝いをさせて頂きたいと考えています。

最後にHP制作にあたって、色々ご意見やご提案を下さいました「坊主道」の方々、(株)マニュアルズ様には多大なるご尽力ご助言に感謝申し上げます。
多くの方が愛鷹教会HPを閲覧され、一人でも多くの方がお参りくださることを願ってやみません。

愛鷹教会 筆頭総代 粟野和明

 

製作後記 愛鷹教会水神社 信者さん(40代女性)

『愛鷹のHPができました。』とご住職。
私はこの時を楽しみにしていました。
早速のぞいてみると・・・。

すごい・・・。

そこには私が愛鷹教会を初めて訪れた時の空気感そのものが。澄んだ空気、静寂の中に響く瀧の音までが聴こえてくるようです。
一瞬にして、私は初めて足を踏み入れた日を想い出していました。
当時、私には10年以上もの間、ずっと思い煩っていることがありました。知人の紹介で初めて愛鷹教会を訪れたあの日、その唯一無二な存在感、空気感、ご住職のお人柄に触れ、私の心に一筋の光が射したのです。相談することは、とても勇気の要る事ではありましたが迷いはありませんでした。そんな出逢いに導かれ、平成30年1月1日、私は人生の新たなスタート地点に立ったのでした。

『支える人たちの想い』読んでいくと、制作に携わる多くの方々の想い、意気込み、そして愛鷹教会との出逢いによって私自身が気づけたこと、変われたことを改めて感じると同時に、信仰心を深めること、持ち続けること、成長していくことの大切さを感じました。
そして、HPを見終わる頃には、この愛鷹教会のため、どこかで思い悩んでいるどなたかのためにささやかでも私に何ができるだろう・・・?
そんな想いを抱く自分がいたのでした。

 

製作後記 マニュアルズ 笠井さん(お寺の活性化計画PT)

静岡にある愛鷹教会水神社。
打ち合わせで初めて訪れたとき、山中で滝の音が聞こえだしたと思ったら急に壮大なお寺が現れた!という印象で、何しろ驚いたことを覚えています。

愛鷹教会水神社にはお墓はなく、神社ではありません。
いままでこのような形式のお寺と出会ったことがなかったので、最初にお話を頂いたときは「???」だらけでした。
それから丸茂住職や総代さん、坊主道の方々と幾度も話をしていく中で、他と違うことが逆に印象が残るのではないのか。
しかもそこで修行体験ができるというのは強みになるのではないか。
ということに気づきました。

なので、ビジュアルをメインに打ち出すデザインに加え、丸茂住職をはじめ、総代さんの想いをしっかりと訴求した見せ方と構成にしました。
完成までに見せ方や内容の調整に時間がかかりましたが、とても満足ができるホームページができたと思っております。

日々の喧騒から離れ、非日常を体験できるので、まだ訪れたことがない方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

製作後記 坊主道 横山(お寺の活性化計画PT)

愛鷹教会水神社は、今回関わる以前にも何度も足を運んだことがありました。
その異世界とも言える環境・雰囲気と支える人たちの想いの強さを肌身に感じて知っていた私にとっては

「この素晴らしさをそのまま伝えることができれば、まず間違いなく良いものができる」

と言う確信がありました。
完成したホームページを見て、その通りだったなと思いました。
前回の愛鷹教会編の最後にも書きましたが、ホームページ製作はゴールではなくスタートです。
ここから、始まる新たな縁を結び続けるために、ホームページの内容と愛鷹教会としての実態がイコールとなるように、住職の努力が問われます。

「善き友がいることは修行の半ばではなく、その全てである」

とお釈迦様は言っています。
愛鷹教会水神社を支える人たちが、仏道修行を求める人たちとの縁をいただき、善き友として修行のたすけになってくれることでしょう。
今回のプロジェクトで関わることができたことを縁に、私たちプロジェクトチームも善き友としてこれからも愛鷹教会水神社のお手伝いをさせていただきます。

関わってくれて皆さんありがとうごいました!!

チーム愛鷹山水神社

 

 

そして、第三弾も動き始めています!
乞うご期待!!