今日からできるWEBライティング講座体験記

読まれる記事には書き方がある!?

【今日から実践できるWEBライティング講座】

『お寺のじかん』で私たち坊主道メンバーも「お寺豆知識」というコーナーを担当し書いていますが、どうしても普段慣れ親しんでいる書き方になってしまい、いつも悩みながら書いています。
人前で法話をしたり、お寺便り(寺報)などで文章を書いたりはしています。
またSNSやお寺のホームページのブログなどへの投稿の経験はありますが『お寺のじかん』にて初めて本格的なWEBライティングに挑戦しています。
構想から公開まで1年半かかって出来上がった『お寺のじかん』
この講座を聞いて、みなさんに仏教を知ってもらえるサイト作りを目指していきたいと思います。

平成30年2月19日、甲斐善光寺をお借りして私たち坊主道メンバーと「お寺のじかん」ライター武田紗嬉さんが受講生となり【今日から実践できるWEBライティング講座】を開催しました。

講師に(株)マニュアルズ、フロントエンドエンジニアである平山友之さんをお迎えし講義をいただきました。

最初に『お寺のじかん』の製作・管理と坊主道に多大なる支援を下さっている(株)マニュアルズ代表の笠井拓哉さんよりご挨拶をいただきました。

そしていよいよ講義開始。

平山さんはこの「お寺のじかん」のサイトのプログラムを担当しているエンジニアでまさに〝職人〟という感じの方です。

写真左 マニュアルズ代表 笠井拓哉さん / 写真右 マニュアルズ エンジニア 平山友之さん

【そもそも読み手のことを考えて書いていない事実】

いよいよ講座が始まりました。
平山さんは、平成30年現在、ほとんどのユーザーはスマートフォンから閲覧していてパソコンを開いてインターネットという時代ではなくなってきているとのこと。

自分自身を振り返ってみても分かることでした。

私もほぼスマホで閲覧します。
画面の大きさによって表示が違う。

PC版とスマホ版の切り替えができるサイトならまだしもPC版のサイトしかない場合は見るのが億劫になりますよね。

文章もまた然り。
そうなると文章構成を考えねば読み辛くなる。。。
仰る通りです。
今までそんなこと考えていませんでした。

特にお坊さんはお説法の場面でも相手が黙って聞いてくれています。
(表情を見れば興味があるかないかは大体分かりますが、理解してもらえているかは別でしょう)
そうなるとフィードバックを得ずに自分自身だけの判断になってしまう。
それと同じですね。
(お坊さんの法話は「長い」、「意味がわからない」などとよく言われます。。。汗)

読み手のことを考えねばせっかくの記事も意味が無くなってしまいます。

【〝SEO対策〟という聞きなれない言葉】

講義は進みます。

SEO

Search Engine Optimization=検索エンジン最適化

なんのことやら?
でしたが何となく分かってきました。

WEBサイト入る大抵の場合は検索エンジンを通ります。
検索エンジンに調べたいワードを入力する。
そうすると検索結果が出ます。
その検索結果は順位があります。
トップページに近ければ近いほどたくさんの人に見てもらう可能性は高くなる。

そのための対策。
〝クリック〟数が多くなれば順位が上がる?なんて話は一昔前の話。
今はたくさんの新要素を総合し判断されるそうです。

ただWEBサイトを作っているだけではダメ。

作っても手を加えていかねばダメ。
WEBサイトは料理と一緒で作っても食べてもらわなければ意味がない。

見てもらって初めて意味を成すわけです。

お坊さんの法話も一緒。
聞いてもらって理解されて初めて意味がある。
多くの法話の機会で慣れてしまった私たちはこの話を聞いて大いに納得。
ここでもまた1つ学びを得ました。

【検索する人には意図がある】

平山さんの講義は続きます。
最初は緊張していた様子でしたが慣れてきたのか講義には熱を帯びてきました。
次のテーマは検索者が何を求めているのかということでした。
検索者には〝意図〟がありその人は知りたくてそのサイトに訪れる。
そのサイトが検索者の〝意図〟答えていなければ意味がない。

未来の住職塾
で学んだ〝受け手目線〟と一緒だなと実感。
これをやりたい!と思っても受け手がいらないと言えばそこで終わり。
特に私たちお坊さんは〝布教〟の名の下に押し付けが強くなっているのも各種アンケートでの結果を見れば一目瞭然。

提供する側と受け手の意図が一致した時に初めて成り立つ。
そして聞く耳も持ってもらえる。
そんな事を感じました。

【専門用語には気をつける】

そして最後の章、〝専門用語〟についてです。
特に仏教用語は難しく、漢字を読めてもわからない場合が多い。

ここもお坊さんが陥る落とし穴。
葬儀や法事でお寺に来ている人とインターネットの向こう側の読んでくれている人は属性が違う。
これもまた法話も一緒。
場面に応じて、時に応じて考える必要があります。

「私が分かるからあなたも分かるはず」ではなく分かりやすい言葉や表現にして記事にする。
またも身に染みるテーマでした。

【『お寺のじかん』がたくさんの人に訪れてもらえるサイトになる事を目指して】

この『お寺のじかん』のサイトの立ち上げは、少しでも仏教を身近に感じてもらう事を目標に作ったサイトです。
たくさんの人に見てもらい、読んでもらい、仏教を身近に、そして親しんでもらう。

それに必要なのは書き手と読み手の〝コミュニケーション〟

〝調べたい人〟という悩みを持つ人がいる。

〝そのお手伝いをしたい人〟がいる。

双方向の想いが一致してそこに〝コミュニケーション〟が成立します。

それこそが私たちの表現を使うならまさに布教。

そして普通に表現するなら伝える事。

WEBライティングを通して大きな学びになりました。