Team 北海道 「てらつな」、連載はじめます!
はじめまして、北海道の「てらつな」です。
「お寺のじかん」読者の皆さん、はじめまして!
北海道の超宗派のお寺さんチーム「てらつな」代表、玉置真依(たまき・しんえ)と申します。
本日から、私たち「てらつな」も、こちらで活動報告コラムなどを連載させていただくことになりました。よろしくお願い致します。
さて、実は私たち、「お寺のじかん」に名前だけ登場したことがあります。
それは何かといいますと…
7月にSOCIAL TEMPLEさんと共催しましたオンライン研修会「Local to Local ~新しいお寺のつながり~」(以下、「LtL」と略します)の記事でした。
記事内で触れていただきましたが、私たちは元々「人と知り合う、つながること自体が、その人自身の生きる力になる」という「ソーシャル・キャピタル」の発想を便りに、自主研修会を始めたところでした。
2回の研修会を終え、やっと方向性が見え始めた矢先、コロナ禍に突入。
5月の第3回は急きょオンライン化ですることで乗り切ったものの、これからどうしよう…という悩みを SOCIAL TEMPLE 代表の近藤玄純さんにご相談させていただき、そのまま研修会をさせていただきました。
(↑LtL研修会、最後のシェアタイムのグラフィックレコードです。この研修会の様子も、いずれレポートさせていただきますね)
さて今回は、LtL研修会で、ご講師や参加者の皆さんから多大なエールをいただいた私たちの、今日までの約4か月の歩みをレポートしたいと思います。
研修会後、すぐ…
「失敗を恐れずチャレンジを!」「まず動こう!」と励まされた私たち。
ひとまず、これまで研修会を運営してきた4名だけの会として任意団体「てらつな」をスタートさせました。
その上で、活動第一弾として「医療者さんとお寺さんのセルフケアにつながる、オンラインカフェ企画」と、想いを同じくする仲間と活動する、「坊主道」さんのような会になるための「規約の検討」を始めました。
活動① ふわふわカフェ (7月29日に初開催の後、月1回開催)
「医療者さんとお寺さんのセルフケアにつながるオンラインカフェ企画」は、その名も「ふわふわカフェ」として7月末に初開催しました。
それから月1回、定員6名のペースを守り、継続しています。
(↑最初のアイデア出し会議から運営にご参加くださっている、看護師さんが作成してくださったレポートより)
ささやかな会ではありますが、新型コロナウィルスの登場で変わってしまった日々の暮らしについて、丁寧に語り合い、やさしく聴き合うセルフケア、相互ケアの場になっているかと思います。
活動② 規約検討会議 (8月末から継続中)
規約の検討に入る前に、まずは、これまで3回開いて来た「てらつな研修会」に参加してくれたお寺さんの想いを聞くことから始めました。
8月末から9月頭にかけて、「お盆、お疲れ様でした」の意味も込め、最大6名ほどの小さなオンライン懇親会を4回ほど開催しました。
「コロナ禍という、はじめての事態について感じること」「これから超宗派の仲間とやりたいこと・学んでみたいこと」や、「それを実現するための規約の在り方」など、率直な意見交換が出来ました。
研修会のおなじみさんであっても、少人数でじっくり話すなかで、初めて出て来る話題・表情も多く、「人と人とがつながる上で、1番大切なものは率直な対話だなぁ」と改めて感じました。
このオンライン懇親会で出たことは全部、何らかの形で実現していきたいと思いますし、このような小さな語り合いの場を、定期的に持っていきたいと思っています。
そして現在は、みんなの声・自分たちが「てらつな研修会」で目指してきたものを踏まえて、「てらつな」の目的や諸々のルールについて話し合っています。
「規約」=「社会との約束」と考えると、一字一句気が抜けないものですが、オンライン会議では微妙な思いやニュアンスが伝えにくく…これまで何となく抱えて来た想いを言葉にしつつ、丁寧な議論を重ねています。
難しいトピックが何個もあり、毎回、真剣に議論していましたが…
目指したい方向性が定まると、ついつい笑顔に。
何より大切な、「てらつな研修会」の継続(半年に1回開催)
実は上の2つに並行して、私たちの原点「てらつな研修会」の第4回めの企画検討・運営をしていました。
やはり時節柄、テーマ・開催形式ともに難産となりましたが、11月10日(火)の夜から、リアル(札幌)とオンラインの併用開催(※予定)の研修会をする予定です。
「てらつな研修会Ⅳ タイの”病縁”に学ぶ」については、こちらをご覧ください。
以上、駆け足で、LtL研修会から今日までの「てらつな」の歩みをご報告致しました。
Team 北海道 「てらつな」、どうぞよろしくお願い致します!