【はじめてのお寺】お寺とお付き合い入門【お寺って入りづらい?】

【はじめてのお寺】お寺とお付き合い入門【お寺って入りづらい?】

「お寺のじかん」をご覧の皆様、こんにちは。

一般社団法人SocialTemple広報として活動しながら、「お寺をアップデート」と銘打ってお寺のこれからのあり方、またはお寺と社会をどういうふうにつなぐか、ということを発信している嶋田と申します。メンバーには「しまさん」と呼ばれてます。

※特にTwitterで発信しているのでお気軽にフォローしてください‥!

なんも関係なくお手伝いしている、ということではなく、実家がお寺でしてちょっとしたご縁と、ちょっとしたスキルのおかげで、なんとかお仕事をさせていただいております。

私自身は、普段は会社員でして、独りの寺息子として、実家のお手伝いをたまにするくらいです笑

この辺のお話はまたどこかでしましょう。

お寺のじかんでは、お寺息子だけどお坊さんじゃない中の人だけど中の人じゃない(?)僕が「お寺とのおつきあいの仕方」「お寺息子として考えていること」をこっそり教えることにいたしましょう。

お寺息子さんでも意外と気を付ける?

私自身、お寺出身ということもあって、お寺というところに出入りするのにほとんど躊躇がない…ワケではないです。残念ながら。

むしろ、ほかのお寺さんに入るときほど気を使います。門に入る・出るときには一礼してから入りますし、お賽銭があればお賽銭を入れて、なければ最低限手を合わせて拝みます。

ただ、逆に言うと「最低限これさえすれば無礼なことはないよ」ということでもあります。ここはマナーというよりは、「お寺さんとしては、こういうスタンスの方であれば、歓迎しますよ!」ということが多いです。

実際、実家のお寺でも、お寺に訪問くださる方とのやりとりをおそらく1000回以上は見ていますが、大体ルール化はできるかなと勝手に思ったので、まとめてみようと思います。

お坊さんは意外と歓迎ですよ。せっかくなのでマナーも知ってくださると!

よく言われるのが、「お坊さんが怖い」という方。なにぶん、坊主頭ですし、お寺は自宅も兼ねていることがあるので、お坊さん側も多少身構えているかも…?

でも、本当は参拝してくだされば全然話しかけてくださってもOKです。ちょっとツンデレっぽいですね。

なので、もしポータルサイトとかで見つけて、「このお寺おもしろそう!でも入っていいんかな…?」と思ったら、とりあえずお堂の仏さまには参拝しましょう。それだけでだいぶお坊さん側も警戒心がなくなります(実感)。

いきなり玄関にきて「話したいです」という方もたまにお見掛けいたします。お坊さんももちろん、笑顔でお迎えしますが、できればお参りしてくださる方をお出迎えしたいと思っております。御朱印をとりあえず取りに来ただけの方と夜遅くの時間ぎりぎりにお越しになる方も、笑顔でお迎えしつつ、本音は…。

仏教のことが知りたい、もうれしいです。せっかくだから法要も来てね

直近では、うれしいことに、「仏教のことを学びたい!」「修行体験をちょっとだけでもやってみたい!」というお声をいただきます。(この前先輩にもいわれて、「修行体験やってないんですよ~」といったら悲しそうな顔をされました…)

多くの場合(?)本やウェブサイトをお調べするかと思うのですが、「お坊さんから直接聞いてみたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方は、例えばウェブサイトとかホトカミのようなポータルサイトを調べていただいて、「法要のお知らせ」を探してみてください。檀家さんや信徒さん以外の人も参加できる法要を告知しているときがありますので、チェックしてみましょう。

※新型コロナのこともありまして、最近はオンライン法要や檀家さんのみなど、形式も多様にありますので、もしご参加される場合は事前にご連絡・ご確認いただけるとよいでしょう。

また、ときには宗派ごとで法話会を開催しているときがあります。そちらもおすすめです。

※「エリア名 法話会」で検索するとよいかもしれないですね。

と、なぜ「法要・法話会」へのご参加をお勧めするかと申しますと、そちらにご参加いただく人が増えるだけでもお寺側としてはすごくうれしいのです。

お坊さんもご多忙。個別で教えてくれ!といきなり言っても…。ですので、一般の方ご参加歓迎の会に参加いただき、そこでいろいろ聞いていただく分には問題ないかなと思います。

まとめ

いろいろ言いましたが、お寺との「最初の出会い」で知っておきたいポイントをまとめさせていただきました。

 ・最初にお寺にお越しいただくときはお参りいただきたいです
 ・閉門時間にはお気をつけて
 ・法要や法話会にはぜひご参加を

お寺の息子として、今回お伝えさせていただきました。

今後もいろいろな「お寺とのおつきあいのポイント」「お寺息子として考えていること」を書いていきたいと思います!