「ちょっとお寺に遊びに行ってくる!」そんな場所になったら良いのにな。

「ちょっとお寺に遊びに行ってくる!」そんな場所になったら良いのにな。

みなさまこんにちはー

ヨーガ瞑想講師の竹田夕子です。

 

だんだんと秋が近づいてきていますね!

季節の移り変わりの様子や、エネルギッシュに動き続けている自然環境を感じるにつけて、わたしの気持ちは少しドキドキします。

それは感動に近いものなのかな…「自然の動きを感じられること」それ自体に心が踊るような感じがします!

 

さて本日は、お寺に遊びにいった時のお話です。

 

ヨーガや瞑想教室の生徒さんに

「ちょっとお寺に遊びにいかない?」

と声をかけてみたところ

「行きたいですー」「嬉しいです!」

というお返事が返ってきました。

 

目的は特になし。

 

なにをする、という目的も持たずに行こうと決めていました。

「なにするんですか?」と聞かれたら、「なにも決まってないよ」と答えました。

あんまりキチキチにスケジューリングもしたくなかったし

参加する人みんなの自由度マックスで遊びにいこう!という会でした。

 

ある人は突然参加となったり

ある人は自分の好きな楽器を持って来たり

家族を連れてきたり、おやつを持ってきたり。

本当に心地よい自由な集まりでした。

 

 

お寺での過ごし方はこんな感じ。

 

みんなが集まったあと

住職がお寺を案内しながら、お寺の歴史を話してくれましたので、その話を聞いて。

その歴史に関してみんなから質問がどんどん出てきて、住職がそれに淡々と答えられてました。

 

「あの大きな鐘は高いですよねー」とか

「達磨さまにしびれます…」とか

 

我々凡人は、普段の生活ではなかなか触れられないような場所や歴史。

それに触れることは、みんなにとって清々しい経験となったようでした。

お寺と、お墓と、地域との関わりを知ることも興味深いようでした。

 

次に座って雑談タイム。

細ながーーーーい机に、ソーシャルディスタンスを保ちながら転々と座り、住職が淹れてくれたお茶を頂きながらポツリポツリと誰かが話し始めます。

 

時間が経過するにつれ

堰を切ったように話し出す人。

タイミングを計って計ってやっとひとこと絞り出す人。

これまで表に出したことのないような深い部分を話す人。

おやつをむしゃむしゃと食べる人。

 

コミュニケーションの大切さ。

 

私個人としては

なかなか解消しない悩みを話し出した方に対して、

住職がバサッと切り込んで、次いでみんなもポツリポツリと話し始める姿が、印象的でした。

 

悩みが解決する、しない、の側面ではなくて

ひとりの悩みに対して、周りの誰かが真剣に考え、向き合った場が、そこにあった。

それがなんと言うか…きっと大切だなーと感じたのです。

 

みんなの話を聞いて、感じることもたくさんありましたし、

話した本人も、自分の口から出た言葉に、改めて感じることもあったと思います。

 

 

お寺に遊びに行く!

それらのお話の中で、今回のテーマである「お寺に遊びに行く」という話題が出ました。

 

少なくとも今回集まったメンバーはみんな、

この会がありがたかったし

こうやって集まることが大切だと思っているし

住職のお話が聞けることは助けになるし

「心の拠り所として、気軽にお寺に集まれれば良いのに」と、思っています。

 

コロナ禍だからという訳ではないけれど

人と人との関わりが薄まりつつあることや、

直接的な関わりが薄くなることが奨励されるような風潮である今、

気軽にお寺さんに遊びに行きたいなーと、純粋な願望なのでしょうね。

 

お寺の姿。

住職は言ってました。

「本来お寺はそうあるべきだ」と。

日本にあるお寺は70000以上だそうです。

お家の周りをくるりと見回してみたら、コンビニエンスストアよりも早くお寺が見つかるはずです!

どこにあるんだろ…そんな人も多いかも。

くるっとお散歩がてら、見回してみてください。

 

わたしは、お寺はお葬儀の時だけではなくて、

生きている今の人間の心の拠り所であって欲しいなーと思っていますし、

地域のみんなの拠り所、でもあって欲しいなーと思っています。

 

住職のお話やお寺でのコミュニケーションを求める人と、そういう門戸を開いてくれるお寺・住職を、繋いでいきたいなとも思うんです。

 

ただいま企画練り練り中ですが、ヨーガや瞑想で繋がった仲間とお寺さんで気軽に集まれる場を作っていきたいと、考えています。

 

住職のお話を聞く会や、ヨーガと法話の会、

コンセプトが共通する異業種混在型イベント、

死を見つめることで生を感じる会、そんなことを考えています。

周りの人の話を聞いたり、自分の病気を抱えながらのヨーガ講師としては、ラストの「死と生の会」が1番やりたい気持ちマンマンです!

出来るかなーーー?

みんながいるからダイジョブかな!

わたしの身体よ、愛してるよ!みんなとイベントしたいからまだまだ一緒に進もうね!

 

なんか最後は自分へのラブレターになっちゃいましたが…

みなさまも自分を大切にしてくださいね!

みんなとあったかい拠り所を使っていきたいな、と思ってます。

 

ではではみなさま。本日はこれにて。

季節によりドキドキし、未来にワクワクしているヨーガ講師でした!