『ゆくすえ茶話会2024』開催レポート
の、【ゆくすえ茶話会 2024】
SOCIAL TEMPLE生涯サポート事業部の小澤です。
山の木々が色づき始めた10月25日(in甲府)と11月1日(in南アルプス)、ゆくすえ茶話会を2024を開催いたしました。
超宗派仏教徒「坊主道」と行政書士チーム「よすがびと」の協働プロジェクトであるこのイベント。
昨年から「お坊さんの法話」「行政書士による相続のお勉強」に、「各種専門家によるお話」が加わり当初よりパワーアップしています。
【オープニング 頭の準備体操】
まずは、恒例になりましたリラックス体操。
担当は、MHSW(メンタルヘルスソーシャルワーカー)の前田さん。
頭も体もリフレッシュしてスタートします。
「講演中に眠くなったときの体操」も教えていただきました。
【第1部 坊主道メンバーによる法話】
in甲府では、渡辺光順さん(甲斐市:浄土宗功徳院住職)による法話「布施と供養」
「布施」と聞くとどうしても「財施」を思い浮かべます。
でも、それだけではなく「無財の七施」があることを教えていただきました。
そして、「布施」は、施された人よりも施した人の方が幸せな気持ちになれるというのが印象的でした。
「無財の七施」に関しては、以前にこのお寺のじかんの中でも触れているので、詳細は「お寺豆知識 第14回 無財の七施」」をご覧ください。
一方、in南アルプスでは、松永良樹さん(北杜市:日蓮宗實相寺住職)による法話「より良い死とは」
「死=生」であり、生と死は切り離すことのできないもの。
だからこそ、どのように生き、良い祖先になれるか(未来に何を残せるか)が大切というお話を伺いました。
【第2部 各専門家のお話】
最近のお葬式のお話
お葬式については、株式会社やまなし自宅葬儀社の私が担当。
今年は、最近のお葬式の傾向から事前相談に行くときのコツをお話させていただきました。
没後の手続きについてのお話
そして、身元保証支援会社「一般社団法人 結虹の杜」前田さんより「死後事務委任」や「身元保証」などのお話。
自分に万が一のことがあったときのことを想像し「どんなお困りごとがあるか」教えていただきました。
遺品整理のお話
そして、遺品整理の担当は株式会社Linkの阿部さん。
参加者の皆さんの質問に答えながら、実際の現場のお話を聞かせていただきました。
【第3部 行政書士による相続勉強会】
そして、次は行政書士チーム「よすがびと」代表の丹澤さんによる相続のお勉強。
今回は「遺言のすすめ」という内容です。
万が一のときの争いごとをなくすために、自分の気持ちを残しておく方法を教えていただきました。
わかりやすいスライドと説明で、私も遺言を書いておこうかなと思いました。
【第4部 茶話会&個別相談会】
ゆくすえ茶話会の締めくくりといえば、この時間。
人生の送り方やお墓に関するご相談にはお坊さん。
相続やご自身のゆくすえに関するご相談には行政書士。
そして、その他それぞれの専門家がお話を伺いました。
多くの専門家が一堂に会しているので、様々なお悩みやモヤモヤにお答えできるのがこの茶話会の特徴です。
また、フリートークのコーナーは、お茶を片手に和気あいあいとざっくばらんの時間。
参加者もスタッフも話したいことがたくさんあり、会場の時間ギリギリまで話が尽きませんでした。
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまには心から感謝を申し上げます。
来年度はもっとパワーアップした「ゆくすえ茶話会」をしていきたいと思っています。
またお目にかかれるのを楽しみにしております!