子どもを助けたい宗教者が、ゆるやかにつながる研修会のご案内【Team 北海道「てらつな」】

子どもを助けたい宗教者が、ゆるやかにつながる研修会のご案内【Team 北海道「てらつな」】

皆さん、こんにちは!北海道の宗教者チーム「てらつな」代表の玉置です。

今回は、ついに10回目を迎えました「てらつな研修会」のご案内をさせていただきますね。

今回はテーマを「「子どもを助ける」人たち」とし、子ども食堂や子どもの居場所のこと、それをとりまく社会のことなどを一緒に学び、考える会としたいと思います。札幌会場とオンライン(zoom)会場のハイブリッド開催です!

なぜこのテーマになったかというと……という話をする前に、てらつな研修会とは何か?というところ、簡単にご紹介させてください。

1.てらつな研修会って何ですか?

 

「てらつな研修会」とは私たち「てらつな」にとって最も大切なこと、「宗派の垣根を超えて、日々悩んだり頑張ったりしている宗教者たちが、ゆるく集い、共に学んだり交流したりする」ための研修会です。

2019年5月20日に初開催して以来、北大・櫻井先生の全面協力をいただきながら、年2回ペースで定期開催してきました。

 

 

てらつな研修会では、時に少人数グループワークで、率直な疑問や感想、日々の実践等で感じることなどを語り合ったり…

 

またある時は、あえてコンサートホールをお借りして、緩和ケア現場での音楽療法について実演を交えて学ばせていただいた後に、宗派それぞれのお勤めからも学び合ったりもしました。

2020年の本格的なコロナ禍以降は、オンラインの良さも取り入れています。

テーマも実施形態も、その時々で様々ですが、打ち合わせ段階から櫻井先生にご助言をいただきつつ、知りたいことや、時代の状況に鑑みて、【自分たちが学ぶべきだ】と感じたことを、ストレートに学ばせてもらっています。

 

(↑いわゆるグリーフケア論を学んだ僧侶たちで作ったグリーフに関するパンフレットを基にしたパネル)

 

学んだことをそれぞれのお寺に持ち帰って活かすことはもちろん、特に意気投合した人たちで、部活動のような活動も生まれ始めています。この幅の広さ、懐の広さが、「ゆるやかなつながりの良い所(いわゆる「弱い紐帯の強み」)」を大切にする「てらつな」らしさ、なのかもしれません。

 

 

2.10回目のテーマは、「子どもを助ける」人たち

そんな研修会の10回目に選んだテーマは、「子ども食堂」や「子どもの居場所」のこと。

 

第1回「寺GO飯in北海道」の実施にあたり、子ども食堂について調べれば調べるほど、今の子どもを巡る課題のことを、ちゃんと知りたくなりました。

これからの未来を生きていく子どもたちはどんな風に毎日を過ごしているのか?課題は何で、そのためにどういう支援がなされていて、地域の大人やお寺には何ができそうか?
 
未来を生きていく子どもたちが、健やかで幸せに育つことは、誰にとっても、どんな地域にとっても、大切なことのはず――子ども食堂に関心のあるお坊さんはもちろんのこと、子ども食堂という形では関わりがないお坊さんにも、きっと良い学びの機会になると思っています。

*私たち「てらつな」は、お坊さんのご家族など、周囲から「お寺の人」とみなされる方を、ひろく「宗教者」と思っています。他宗教の方も同様です。当てはまる方で、こういったことにご興味のある方は、どうぞお気軽にお申し込みくださいね!

 

3.お申し込みや詳細など

 

*詳細の確認、お申し込みはこちら( https://tsunaken10.peatix.com/ )からしていただけますが、せっかくですので、

以下、上記ページの内容より、内容とご講師のプロフィールを引用させていただきますね。

*北海道における子ども・子育て世帯の状況と子ども食堂の事例についてのお話(40分)*

拓殖大学北海道短期大学 准教授 工藤 遥 氏 

プロフィール:札幌市出身。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門社会調査士。専攻分野は家族社会学、福祉社会学。研究キーワードは地域子育て支援、現代家族、地域福祉、NPO、ジェンダー。現在、拓殖大学北海道短期大学農学ビジネス学科准教授。深川市在住。

*子どもの現場からの声についてのお話(40分)*

NPO法人 訪問と居場所漂流教室 代表理事 山田 大樹 氏 

プロフィール:1972年北海道生まれ。大学は文学部言語学科で教育は専門外だったが、2000年頃に不登校とフリースクールを巡る状況に憤り、大学時代の友人と「訪問型フリースクール漂流教室」を設立した。訪問で利用者を増やし学習支援で経営を成り立たせる目論見が見事に外れ、超格安で若者へのアウトリーチを続けて今年で21年目。フリースペースを作ったり法人にしたり不登校を入り口に色々な社会問題に関りながら、何とか生きてます。

*ご講師2名との鼎談(30分)と、その司会進行*

北海道大学大学院文学研究院  教授、(てらつな顧問)櫻井 義秀 氏

プロフィール:北海道大学大学院文学研究院 社会学講座  教授。専門は宗教社会学、東アジア宗教文化論 。近年は宗教と幸福感・健康についての実践的な研究を行っている。

 

どうでしょうか?ご興味湧いて来ました?その他、詳細お申し込みはpeatixページからお願い致します!

《てらつな研修会Ⅹ(てん) 「子どもを助ける」人たちお申し込みページ》

https://tsunaken10.peatix.com/

それでは、当日は札幌&オンライン会場にて、皆様のお越しをお待ちしております!