【お寺の活性化計画】~妙秀寺編~②

「お寺の活性化計画プロジェクトチーム」坊主道の横山瑞法です。

先日、第3回目の打ち合わせを行いました。

お寺のコンテンツについて

マニュアルズが前回の打ち合わせで聴取した浅野さんの思いと妙秀寺の情報をもとに、ホームページに掲載するコンテンツをピックアップしてきてくれました。

巷では「コンテンツ」という言葉をよく耳にしますが、一体どういう意味なんだろうと思いませんか?

コンテンツとは「情報の中身」という意味です。

お寺で考えるならば、そのお寺の「活動内容」となります。

ホームページを作る上で一番重要なことは〝見てもらえる〟こと。

その上で〝何を〟見てもらうか。

住職の浅野さんもこの妙秀寺において何を見てもらうべきか、頭を悩ませていました。

これまでの打ち合わせでは〝お寺目線〟で考えた妙秀寺の強みと、お寺を使う側、所謂〝一般目線〟とのギャップを埋める作業をしました。
(以前の打ち合わせは「坊主道レポート」「マニュアルズレポート」を参照)

双方の考えたことをすり合わせる、今回はそんな打ち合わせになりそうです。

さて一体お寺のコンテンツをどのように見せてもらえるのでしょうか?

打ち合わせ風景

そして、一つひとつについて妙秀寺の強みと浅野さんの思いを確認していきながら、掲載するコンテンツを決めていきます。

本堂での打ち合わせ風景

本堂で浅野さんから、妙秀寺の諸仏の説明を受けながら、掲載コンテンツを検討していきます。

 

ホームページの下書き!?

今回の打ち合わせでは、マニュアルズから「サイトマップ」と「ワイヤーフレーム」が示されました。

「サイトマップ」と「ワイヤーフレーム」って何かと思うじゃないですか。

もちろん、質問しました。

わかりやすく言うと、サイトマップは「ホームページの構造図」、ワイヤーフレームは「ホームページの下書き」のことのようです。

サイトマップには「どこからどこへページが繋がっているのか」ということが表で示されており、ワイヤーフレームには「どこに画像とテキストが入るのかというレイアウト」が示されています。

ここでお見せできないのが残念ですが、ワイヤーフレームはこれだけで既にカッコいいです。

浅野さんも実際のレイアウトをみて、完成のイメージが湧いてきたのか嬉しそうです。

ところが、そんな表情も少しすると曇ってきました…。

ワイヤーフレームには仮でテキストが入ってレイアウトがされているのですが、その文章の量をみて「こんなに書かなければならないのか…」と考え、プレッシャーになってしまったようです。

そんな浅野さんにマニュアルズからアドバイス「あくまで仮で入れた文章なので、短いなら短いなり、長いなら長いなりのデザインにするので大丈夫です」とのことでした。
これには浅野さんも安心した様子。

そう、大事なのは「量」ではなくて「質」です。

文章の長短ではなく、妙秀寺の良さと浅野さんの思いをより良く「伝える」ということが何より大事です。

 

 

【3回目の打ち合わせを振り返って】

今回は、主にマニュアルズから提示されたものをもとに検討を進めていきました。
一つひとつのコンテンツに妙秀寺の強みと浅野さんの思いをしっかりと乗せていけるか、丁寧に確認していきながら打ち合わせを進めているように感じました。
この、マニュアルズからみた妙秀寺の強みと、浅野さんが住職として感じている妙秀寺の強みを擦り合わせていく作業を通して、ホームページのコンテンツが磨き上げられただけでなく、妙秀寺のもつ潜在的な価値をもう一段階あぶりだすことができたように思います。
今回は、まだ仮のサイトマップとワイヤーフレームでしたが、次回はいよいよ確定したものが見られそうです。
だんだんと形になっていく過程はやはりワクワクします。

そして、このホームページ制作と連動して妙秀寺では色々なことが動き出しているようです。

次回へ続きます。