【お寺の活性化計画】~妙秀寺編~③

【お寺の活性化計画】~妙秀寺編~③

「お寺の活性化計画プロジェクトチーム」坊主道の横山瑞法です。
お寺の活性化計画〜妙秀寺編〜もいよいよ佳境に入ってきました。
これまでの経過については次をご覧ください。

【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜①
【お寺の活性化計画】「妙秀寺ホームページ制作」マニュアルズレポート
【お寺の活性化計画】〜妙秀寺編〜②

さて、今回の打ち合わせはこれまでと場所を変えて、マニュアルズのオフィスにお邪魔しました。
お洒落な空間に少し面食らいました(笑)
ウチの寺務所もこんな風にしたい…。

マニュアルズオフィス

デザイン案現る

前回、見せてもらった「ワイヤーフレーム」が今回は「デザイン案」となって出てきました。
ここでお見せできないのが残念ですが「さすがプロの仕事!」といった感じのカッコいい物が出来上がっていました。
住職である浅野さんの考えるお寺のコンセプトのイメージが、ゆったりとした構成とシンプルなデザインにしっかりと落とし込んであるように感じました。
デザイン案を見て浅野さんも思わず笑顔。

デザイン案を見て笑顔の浅野さん

浅野さんの思いと覚悟を確認

デザイン案とサイトマップを見ながら、前回の打ち合わせをもとに用意したコンテンツを再度打ち合せをしながら、要不要を検討していきます。
この作業を通して、妙秀寺がこれから行なっていくアクション(行事や活動など)を確認して行きます。

考える浅野さん

ホームページに情報を掲載するからには〝見込み〟ではダメで、必ず〝やる〟ものでなければ見てくれる人を惑わしお寺の信頼に関わります。
ここでは、ある意味で浅野さんの思いと覚悟をプロジェクトチームの皆で確認をしていきました。

〝やるべきこと〟と〝やりたいこと〟と〝できること〟を現在の妙秀寺を鑑みながら選別して考えねばなりません。
口で言うことは簡単ですが、いざDoの段階に来た時に準備不足ではダメです。
しかし「できるかな」と言っていると何も出来ません。
現状把握とビジョンのバランスを取らなければいけません。
浅野さんもその点を思い悩んでいました。
このことは誰しも悩む事なのではないでしょうか。
人生においても目標を掲げてもやらずじまいな事や、出来ないと諦めてしまう事など皆様も経験があると思います。
ホームページを作るということは〝人生〟を考えることと同義なのかもしれませんね。

話を戻します。
会議をする中で全体の構成を考えながら必要であれば、組み直しをしてより浅野さんのイメージに近づけながらも、ページを訪れた人に見やすいものへと検討を進めていきます。

妙秀寺のホームページがだいぶ形になって来て笑顔の浅野さんですが、それもつかの間、話題が次に進むと浅野さんの表情が曇り始めます。(前回もこんなことがあったような…)
マニュアルズからのデザイン案が上がって来たところで、今度はいよいよ浅野さんが頑張るターンです。
一つひとつのコンテンツにはめ込むテキストを用意していきます。

産みの苦しみを伴う作業ですが、浅野さんの思いをしっかりとテキストに載せることでデザイン案にいのちが吹き込まれると言っても過言ではありません。
不安そうな浅野さんには、私たちプロジェクトチームが進捗状況を管理しながら、一緒に悩んで考えていきたいと思います。

打ち合わせ風景

4回目の打ち合わせを振り返って

いよいよ目に見える形で完成形が見えて来ました。
ホームページが完成に近づき掲載するコンテンツが決まっていく中で、お寺としてのアクションを決めていき、住職の思いと覚悟をチームみんなでシェアしました。
後は、完成に向けて突っ走るのみです。
そして、お寺の写真撮影の日程も決まり、いよいよ「お寺の活性化計画妙秀寺編も大詰め」に入っていきます。

次回へ続きます。